来週のセールに向けて、ポップアップショップと同じようにフルラインナップでお買い物いただけるよう、掲載商品を増やしておりますが、今日は、少々長くなってしまいますが、店頭の販売でいつもご説明している素材についての内容をお届けしたいと思います。
現在Kui Co.では地金が金のものはほとんどお取り扱いしておりません。
例えばThe Tajiシリーズなら、シルバーをベースに22金で強化メッキを施したもの、
Signature Earringsのピアスフックは14金のゴールドフィルド、となっております。
地金が金でないので、モダンなボリュームのデザインで、またジュエリーの重ね付けを気軽にお楽しみいただけるよう、色やデザインのバリエーションをたくさんご用意しております。
(余談になりますが、ジュエリー愛が深くなるにつれ、洋服がどんどんシンプルになり、またジュエリーに限らず小物使い全般にこだわりたくなるので、靴下などもついつい色違いで購入してしまう現象が起こります笑)
ただそこで心配なのが、メッキの場合すぐに色がはげてしまわないか。
せっかく気に入って手に入れたものは、当然のことながら長く愛でて使いたいものです。
Kui Co.のデザインの表現は、実は”普遍的に愛されるデザインとは何か”からスタートしており(←このブランドストーリーについては、また別の回でお伝えしたいと思います♡)、タイムレスに使っていただけるジュエリーになれることを目標としております。
素材についても、金でなくてもより長くお楽しみいただけるよう、工夫しております。
図解は素材の断面図を表していますが、絵の通り一般的なメッキは素材の表面に着色しただけの状態です。故に、少しの摩擦ですり減り、早いうちにベースの金属の色味が出てきてしまいます。アイテムでいうと、リングがダントツで摩擦が生じます。次はネックレスチェーンでしょうか。。耳周りのアイテムは、一度装着してしまうと摩擦は起きにくいので、メッキの持ちは意外と長くなります。
それに対して、The Tajiシリーズは、22金で一般的なメッキよりも20倍の厚みを持たせてコーティングしておりますので、リングでもデイリーで気兼ねなくお使いいただける仕様となっております。(今の時期ですと、アルコール消毒しても、メッキ自体には影響はございません。)
海外では一般のメッキとは呼び方が区別され、”Vermail(ベルメイユ)”と呼ばれることもあります。※厚みの設定については、メーカー各社やデザインによります。
コストパフォーマンスが良く安心してお使いいただけるアイテムとして、欧米のジュエリーショップではベルメイユは”通”のアイテムとして存在を確立しています。
ゴールドフィルドは、メッキとは製造方法が違うのですが(アメリカのメーカーが特許を取得した方法なのです)、コーティングの厚みで比べると100倍にもなります。ゴールドフィルドの仕上がりはとても安定しているので、通常通りお使いいただく限りは、半永久的にコーティングが取れたり剥がれ落ちることはないと言われています。故に肌に触れる部分はゴールドジュエリーとして見なせますので、アレルギー体質でゴールドなら着用できる方でご使用いただいている方も多いと思います。
Kui Co.では、ピアスフックに使ったり、取り外しできるデザインのネックレスチェーンとして使用しています。
一言に”メッキ”と言ってもこのように仕様が様々で、店頭の表示に法律で定められたルールがなく、メーカーによっても差異がありますので、どんなメッキなのか一目見て区別することは困難なケースが多いと思われます。
現在Kui Co.のオンラインショップでは、"金メッキ"か、"強化メッキ"か、"ゴールドフィルド"か、で区別いただけるように素材を表記しております。
ご不明な点やもっと詳細をご確認されたい方は、いつでもご連絡くださいませ。
見えないところのディテイルにもぜひ注目して、お気に入りの1点を見つけてみてください♡
【Kui Co. オンラインショップの素材表記】
Gold plated 金メッキ
Silver (18K plated) シルバー(18金メッキ)
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Silver (22K gold plated) シルバー(22金強化メッキ)
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K14 Gold filled 14金ゴールドフィルド
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